冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれているそうです。たとえば、にんじん、だいこん、れんこん、うどん 、ぎんなん、きんかん……などの「ん」のつくものを「運盛り」 といって縁起をかついでいたとか。
カボチャも「南瓜(なんきん)」なので「ん」がつきますね(^^

カボチャ

冬至にカボチャを食べるようになったのは、

江戸時代から。

ビタミンAやカロチンが豊富で

風邪予防に効果的なこと、

長期保存できることから、

冬に栄養をとるための知恵だったようです。

また、カボチャの中身は「黄色」。

黄色は邪気を払う力がある色として

信じられていたため、という説もあります。

柚子湯

柚子湯の習慣は、

冬至の読み「とうじ」を

「湯治(とうじ)」

とかけて生まれたのだそうで

「融通(ゆうずう)がききますように」

という願いが込められているとか。

柚子には体を温める効果もあります。

冬至

【きょう12月21日は冬至(とうじ)】

冬至」は1年で最も日中の時間が短い日。

昔は昼がもっとも短くなる日なので

「死に一番近い日」

と言われていました。

その厄を払うため、

香りに邪を祓う力があると信じられている

柚子のお風呂に入ったり、

カボチャを食べたりして無病息災を

祈っていたそうです。